米子市・境港市で活動する税理士が解説|数字に強い会社になる!経営計画を作るメリットとは?

はじめに

経営が安定している企業の多くには「明確な経営計画」があります。経営計画は単なる数字の羅列ではなく、会社の未来を描くための重要な地図です。
経営計画がない場合は、羅針盤のない航海に出るようなものです。目的地を定めず、風任せに進んでも、無事にたどり着ける保証はありません。
本記事では、境港市で活動する税理士の視点から、経営計画の必要性や作成のポイントについて解説いたします。

1.経営計画とは?なぜ必要なのか

経営計画とは、企業が叶えたい未来を描き、そのために今後どのように事業を進めていくかをまとめた設計図です。
売上や利益の目標、人員計画、設備投資、資金繰りなどを具体的に記載します。
特に中小企業では、「勘と経験」に頼った経営が多い傾向がありますが、数値に基づいた経営判断を行うことで、リスクを最小限に抑え、安定した経営が実現できます。

2.経営計画を立てる5つのメリット

経営計画が必要な理由は多岐にわたりますが、ここでは特に重要な5つのポイントに絞って解説します。

① 目標の明確化と共有:羅針盤となる

漠然と「売上を伸ばしたい」「会社を大きくしたい」と考えていても、具体的な行動にはつながりません。経営計画を立てることで、「3年後に売上を○円にする」「来期までに新規顧客を○社獲得する」といった具体的な数値目標を設定できます。
そして、この明確な目標を経営者だけでなく、従業員全員で共有することが非常に重要です。全員が同じ方向を向き、目標達成に向けて協力し合うことで、組織全体のパフォーマンスが向上し、一体感が生まれます。

② リスクの早期発見と対策:不確実な未来への備え

事業を取り巻く環境は常に変化しています。市場の変化、競合の動向、法改正、災害など、予期せぬリスクは常に存在します。
経営計画を策定する過程で、これらの潜在的なリスクを事前に洗い出し、それに対する対策を講じることができます。「もし売上が下がったらどうする?」「原材料費が高騰したらどう対応する?」といったシミュレーションを行うことで、いざという時に冷静かつ迅速に対応できる体制を整えることが可能です。

③ 資金調達の円滑化:金融機関からの信頼を得る

事業を成長させるためには、資金が必要となる場面が多々あります。新規事業への投資、設備投資、人材採用など、自己資金だけでは賄えないケースも少なくありません。
金融機関から融資を受ける際に、経営計画は最も重要な提出書類の一つです。明確で具体的な経営計画は、事業の将来性、実現可能性、そして経営者の計画性をアピールする強力な材料となります。
しっかりとした計画があることで、金融機関からの信頼を得やすくなり、円滑な資金調達につながります。

④ 経営資源の最適配分:ムダをなくし効率を高める

ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源は限られています。経営計画がないと、場当たり的な意思決定や、不要な投資、非効率な業務が発生しやすくなります。
経営計画に基づいて、どの資源をどこに、どれくらい投入すべきかを明確にすることで、経営資源を最も効果的な方法で配分することができます。
これにより、無駄をなくし、事業全体の効率性を高め、限られた資源で最大の成果を出すことが可能になります。

⑤ 経営者の意思決定の質の向上:ブレない軸を持つ

経営者は日々、様々な意思決定を求められます。短期的な視点だけでなく、中長期的な視点での意思決定が事業の成否を左右します。
経営計画は、経営者の意思決定の「軸」となります。何か判断に迷った時でも、経営計画に立ち返ることで、当初の目標や戦略に合致しているかを確認し、一貫性のある意思決定を行うことができます。
これにより、感情や一時的な情報に流されることなく、冷静かつ合理的な判断を下すことが可能になります。

3.経営計画を作る際のポイント

経営計画を作る際のポイントは下記の通りです。

  • 達成可能な現実的な数字を設定する
  • キャッシュフロー(資金繰り)を重視する
  • 毎年見直し、改善を繰り返す
  • 必要に応じて税理士などの専門家に相談する

4.経営計画を作った後は会計ソフトで「見える化」し、毎月比較しよう!!

経営計画は、立てただけでは意味がありません。実際の経営が、計画どおりに進んでいるかを定期的に確認し、必要に応じて修正していくことが大切です。
そのために有効なのが、会計ソフトを使って毎月の実績を把握し、経営計画と比較することです。
毎月の「計画と実績の差」を見ることで以下のメリットを得ることができます。

ズレの早期発見や原因の解明ができる

たとえば、売上が計画を下回っている場合、早い段階で原因を探り、販促や経費削減などの対策を講じることができます。
実績と計画を比較することで、「売上は計画通りだが、経費が予想以上に増えている」などの課題が明確になります。
逆に、予想より好調なときは、投資や採用など攻めの判断も可能になります。

資金繰りの悪化を未然に防げる

「利益は出ているのに資金が足りない」といった事態を防ぐためにも、キャッシュフローを含めた実績確認が欠かせません。
会計ソフトなら、入出金や支払い予定などもリアルタイムで把握できます。

③ 経営判断の精度向上

正確な実績データに基づいた比較分析は、経営者の意思決定の精度を高めます。
感覚や経験だけでなく、具体的な数値データに裏打ちされた判断ができるようになるため、より合理的で効果的な経営戦略を立てることが可能になります。

5.経営計画の策定から運用まで、税理士にご相談ください

経営計画の策定は、専門的な知識が必要となります。
特に、数値目標の設定、資金計画、損益計画などは、税務や会計の知識が不可欠です。
また、作成した計画を会計ソフトで運用し、定期的に分析していく上でも、専門家のアドバイスが役立ちます。
当税理士事務所では、皆様の事業の状況や将来のビジョンを丁寧にヒアリングし、実効性のある経営計画の策定から、会計ソフトを活用した計画の運用、そして定期的な実績分析まで、一貫してサポートいたします。
漠然としたアイデアを具体的な計画に落とし込み、皆様の事業が持続的に成長していくための羅針盤づくりをお手伝いいたします。
鳥取県、島根県で事業を営む皆様の事業の成長を、二人三脚一緒にサポートさせていただけませんか?

初回無料相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

■対応地域(法人、個人事業主)

・鳥取県:境港市、米子市
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